たのしかったニューイヤー駅伝
おわっちゃったニューイヤー駅伝。
今年のニューイヤーの感想、これにつきます↓↓
やっぱり設楽兄弟。
正月の設楽兄弟はいろんな意味で本当に持ってるなあと思いました(後述)
それから今年は東洋大出身のランナーの活躍が目立ってうれしかったあ。
箱根を前に幸先がいい☆パイセン格好いいぜ。
それにしてもニューイヤー、近年の箱根のスターそろい踏みでほんとドリームチーム同士の対決って感じでほんとに萌えるし燃える。
その中でも悠太。。。。
強いって知ってたお?
だけど、こんな強い?
設楽悠太の出走する4区はエースの集う最長区間。
他チームも怪物級のエースが揃ってるんですよ?
トップと49秒差の6位でたすきを受けた悠太(怪物が4と人間が1前にいる状況です)は6キロ時点でトップを捕えるという恐ろしい展開で
※何が恐ろしいかというと、駅伝では「たすきわたし」のシーンは映すっていうのが暗黙のルールなんです。ですので、トップのたすきわたしから3分〜5分くらいはずっと中継所を映し続けるんですが、その間に悠太は前を抜き去っちゃって(この人たちも怪物なんですよ)カメラがその美味しい部分を映していない!!!おこ!
悠太が窪田と宇賀地を抜き去るシーン、でかい画面で見たかったよ・・。
まあそれくらい意外な展開、恐ろしい速さってことで一周まわって満足なんですけど、
走る前の悠太、
「調子はいい。誰がきても自分のところでトップにたって勝負を決める走りをする」
有言実行ーーー!!しびれるうーーー!!
ま、悠太はいつもこのコメントするんですけどねw
特に正月の悠太は激つよなんで、まあ心配していませんでしたけどね、
※なんたって学生時代から5年連続区間賞(うち区間新3回)
今回は怪物ばかりの4区で圧倒的な攻めた勝ち方っていうのが凄いです。
4区は22kmの長丁場なんですよ?
悠太は去年も4区で区間新出してますので馴染みのあるコースとはいえ、解説者からも心配される様な爆走で、22キロを突っ込んでいく、なんて漢なのでしょうか。
悠太はもともと周りに影響されない飄々とした走りが特徴ですけど、なんでしょうこの強さ。そりゃあ怪物達もついていかないわ。
獲物見つけました。
※怪物3と人間1はもう抜き去った後。左上の経過見て!まだ5キロはしっていないのに!!こええ悠太
はやいはやいはやいはやい
つーかまえた
そしてこの置き去り
この置き去り、かっこいいわ。なかなか出来ないんですよ。
なんたって悠太は49秒を詰めてきているんですから、悠太の方が負担かかってる訳で、普通は追い掛けてきた方が不利なんですよ?
だいたいはここから粘られて並走っていうのが当たり前なのに、さくっと抜いてあっという間に30秒差を付ける悠太は本当に凄いんです!
3区終わった所では怪物を前においての6位と、なんてワクワクさせてくれるの(抜き去るだろうことは確信していましたけど、こんな早く終戦させるなんてひい胸アツ)
ちなみに2015年の区間新は、悠太がたすきをもらったのはトップから2分後だったので、前方で行われていた怪物達の祭りには参加できなかった。首位争いには啓太(兄)もいて、首位争いをする怪物達の走りにワクワクしていたんだけど、終わってみれば追い上げた悠太が区間新だして区間賞っていう、これまた痺れる展開だったんですよッ!
悠太の世代は、大迫・設楽・窪田世代と言われて、激つよ世代なんですが、学生時代、3〜4番手(啓太にもほとんど勝てなかった)だった悠太の社会人になってからの覚醒がやばい!(ま、大学時代から正月は最強だったけど。オリンピックが正月にあればいいのに)
今年は村山兄弟が(ルーキーイヤーだからってのもあるんでしょうが。設楽兄弟も去年のあおり凄かった)最速双子ってあおられてましたが、村山兄弟、頑張ってましたけどいまいちでしたね。やっぱ1年目から結果出すって難しいんですよ
※何が言いたいって設楽兄弟は1年目から結果出してますよってことwやっぱ最速双子は設楽です(こだわる)
4区、終盤は上り坂&向かい風(強)で苦戦して後ろに少し詰められましたが、ラスト1キロの切り替え、スパートも素晴らしく、後続の怪物たちの心を折りました。スピードも粘りもあるなんて素晴らしすぎます。
ああ、満足した。好きな選手が一番強いって、何とも言えない醍醐味ですよね。
そした。
わたし、ニューイヤーは箱推しでなく、個人推しなので、次は啓太(兄)だなーと思ってわくわくしていたんです。
啓太は6区。ニューイヤーは7区までなので、ある意味勝負を決める重要区間ですが、距離は13キロくらいなので、啓太がここを走るって言う事は、状態が良くないのはわかってました(本来なら4区を走る選手ですから)
啓太にたすきが渡る前、トップと秒差というまた胸アツな展開で、ここで万全の啓太なら勝負を決めれちゃうなという展開なんです。
だけど、啓太は区間10位の凡走に終り、(いや、10/43だからじゅうぶんなんだけどやっぱエースとしては物足りないですよね)
やっぱ怪我があると、練習も追い込めないし、特に長距離は継続した計画的な練習が必要なんです。
それを実施できる強いからだとメンタル、生活姿勢を含めたストイックさは東洋時代に叩き込まれているはずですから、啓太も必ず復活するはずだと思っています。
でも、やっぱり2人は同じチームに進んだ方がよかったのかなとも思います。
エリートチーム・コニカミノルタにいった啓太と、地元のアットホームな感じのHondaに進んだ悠太(地元の宇野先輩や同郷の服部、後輩の田口もいて、悠太はやりやすそうなチーム)でこれだけ成績に差が出てるってことは、悠太、のびのびやってんだろうな、啓太はプレッシャーかかってんだろうなとどうしても思ってしまいます。
学生時代、悠太は兄に引っ張ってもらっていたように見えていたけど、やっぱりお互いがお互いを支え合って、刺激しあっていたんだなと思います。
でもこれで、来年のニューイヤーは、立ち位置の変わった設楽兄弟の4区対決とか期待できそうですし、これからも設楽兄弟をガン見していきたいと思います!!