大学2年生と3年生のような

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懐かしい写真から@走魂

 

嵐を好きになった頃(2007年はぴねすの頃)、嵐を高校3年生の夏休みみたいだなあと思ってた。眩しくてたのしくて最高で、でもこの時間は今だけだってわかってたからだと思う。今も嵐はかっこよくて最高だけど、今の嵐はもう完全に大人だ。

 

私は今NEWSを筆頭推しにしている。見ていて面白いからだ。やはりにうすも眩しくて最高で。しかし嵐を好きになった頃に比べると切なさは少し少なめだ。

例えるならば大学生か。それも駅伝部員だな。

 

私は駅伝が好きで、5年くらい前に大学駅伝にハマってからはずっとおいかけている。勢い社会人駅伝も追い掛ける事になってかなり楽しい趣味と化しているのだ。

駅伝、特に大学駅伝の何がそんなにすばらしいのかというと、(いろいろあるのだが)どれかひとつあげるならば、まよわず「リレーション」だな。大学駅伝は4年間しか走れない。この4年間で学生たちは自分の種を咲かせる。スーパールーキーとして入学してくるものもいる、途中で怪我をして療養で時間を使ってしまうものもいる、ずっと補欠でも諦めず、最終学年でやっと試合に出て思わぬ活躍を見せてくれるものもいる。

駅伝ファン以外からはあんなずっと走ってるだけの映像の何が面白いのと言われるのだが、あのコースも短距離区間から長距離区間、高低差のあるタフな区間やエースの集まる区間、駆け引きを求められる区間など、選手の特徴や性格に向き不向きがあったりする。学生は先輩、後輩、ライバル、仲間、スタッフ、恩師に囲まれ、自分を「選手」に育てていくのだ。

その過程はまーほんとジャニーズとよく似てるんですよ。走ることがパフォーマンスで、まあ見る人によっては走ってるだけかもしれないけど、バックボーンを知ってしまうと泣く泣く泣く泣く。

レース的なところで言うと、毎年入学生と卒業生がいるものだから、戦力が毎年違って面白い。しかし強いところはやっぱり強いし、そういうリレーションを通して育まれる伝統にもしびれる。やっぱちゃんとチームカラーが貫かれてるんです。

でもやはり「4年生が強いチームが勝つ」というのは鉄板で。日本で一番有名な学生駅伝である箱根駅伝を例にとると、10人がそれぞれ20キロ前後を走るタフな駅伝ですから、練習でどれだけ距離を踏めているかっていうのが重要になってきて、才能のあるスター選手の1年生より、コツコツやってきた地味な4年生の方が強いのが当たり前で。距離をしっかり踏んできた4年生がどれだけいるか、その4年生が強いなら、そのチームは間違いなく強い訳です。

箱根10区間の中で最上級生が「ここはまかせろ」とばかり活躍する姿はもう感動で・・ゆうまきゅううううううん(脱線)

 

嵐さんなんかはもう完全に2区(エース区間)や5区(最重要区間)を走る4年生ですね。じゃんぷの山田は鳴り物入りで入学してきた大物ルーキーの1年生って所でしょうか。

なんではてなでこんな駅伝の話をつらつらするのかというと、NEWSが2年生と3年生の駅伝部員ぽいなあと思い、それを意味わからんなあと思われたっていい、書いて残したいと思ったからなのですねw

テゴとシゲが2年生。テゴは1年生の時にルーキー区間の4区を走って区間5位くらい。今年は準エース区間をまかされるイケイケ期の2年生。シゲは去年は補欠で、一時期はマネージャーを打診されてた(部員は目がないと思われたら選手じゃなくマネージャーを打診されたりもするのですよ)けれど、一念発起し今年初めてレギュラーを掴んだ子。どう考えても復路キャラなので今年は8区っていう滋味な所を走る。

まっすと小山は3年生。まっすも2年生からレギュラーで、今年は最重要区間の5区(一番タフな山)を走る感じ。そんなに山専用機ってタイプじゃないけど、まっすしか山を走れる人がいないんだよ!くらいに追いつめられてる感じ。小山は1区かな。そんなにタイムは持ってないけど、絶対大きく遅れることができない1区を気持ちで走りきる。監督からの信頼が厚いタイプ。先頭から30秒以内、4位くらいで繋ぐ感じかなー。

 

それで、チームの順位は5位。5位くらいだな。上り坂の5位。まっすと小山の最終学年を前にして5位。本気で優勝を目指して、今年は5位。そんな感じがする。今のNEWS。期待感しかない。

 

これ、全然意味わかんないと思うんですけど、自分的に上手くかけたなって思ってだいぶ満足ですw

にべもなく、よるべもなく

本日、録画をしていたドラマ「傘をもたない蟻たちは」の最終話を見ました。それから、加藤シゲアキ著書「傘をもたない蟻たちは」の「にべもなく、よるべもなく」を読みました。そして私は加藤シゲアキの1月を完全に味わいきり、自分に取り込む事ができました。

 

ここからは「傘をもたない蟻たちは」のネタバレがあります。まだ御覧になっていない方は回れ右をして、自分の感性で受け止めてから、もし宜しければ再来ください。

 

いろんな感想がありますが、その中のひとつに、ああ、プロってすごいなあというのがあります。

「傘をもたない蟻たちは」に関して言うと、小説、ドラマ、ヒカリノシズクの曲、詞、MV。これが全て異なる人たちの手によって表現されているのに、素晴らしいシンクロを成していて(タイアップや原作なんだからコンセプトの統一は当たり前なんだけれども)。

 

私は

①ヒカリノシズクの詞と曲 

②NEWSのパフォーマンス 

③ドラマ 

④小説 

⑤MV 

⑥ドラマ(にべもなくー)

⑦小説(にべもなくー)

⑧MV(再見)の順番でそれぞれを視聴した。

 

厳密に言うと①ヒカリノシズクの詞と曲の前に、小説の「染色」だけを読んでいて、傘蟻の世界観には触れていたので、曲を聞いた時には「ああ、雰囲気あうかも」と思っていた。だけどどちらかというと、「シゲの持つ物語」とのシンクロのほうが強く想起されて、私はそちらで感動していたと思う。

 

②NEWSのパフォーマンスもその面を押し出すようにシゲがセンターであったし、シゲと3人という構図はそれだけドラマチックであり多いに感動した。

 

そのせいもあって、その後③ドラマの主題歌として「ヒカリノシズク」に最初に触れたときは(1話がポップな作りだった事もあって)「あれ?あんまり合ってないのかも」とまで思った。ドラマ「傘をもたない蟻たちは」はメタ構造に思い切りシビれていたこともあり、少し油断していたのかもしれない。

 

そしてドラマのオンエア後に④小説「傘をもたない蟻たちは」の該当する短編を読むというスタンスを取っていた私は、小説・加藤シゲアキの、はかなく、消え入りそうに美しく、しかし地に足のついた、繊細さ故に足を傷だらけにしながらも力強く前に進むような小説の世界に文字通り舌を巻いていた。ここ4週で私の感性まで引き上げられた様な気がする。濃密な4週間であった。ありがとうシゲ。

 

3話直前に⑤「ヒカリノシズク」のMVを見た。初めて見たときは(物理的には無理であったが)瞬きをせず、1秒1秒見逃すものかと思う程の、なんと素晴らしい、まさに息を飲む素晴らしい映像だった。

(いっぺんにMV監督の三石さんのファンになった。彼の作品巡りもしてみたいと思う)

この時もあまりの作品の素晴らしさ故に、(その感じ方は間違いではないけれど)いいタイアップだなとは思うものの、「素晴らしいMV」としか感じていなかった。

 

そして再度⑥ドラマ(にべもなくー)へ。「にべもなく、よるべもなく」は当時未読であったが、「傘蟻」の中では特に評判が高い作品と聞いていたし、「にべもなく、よるべもなく」というタイトルが美しいなあと思っていた。また、これまでドラマで親しんでいた「じゅんちゃんとケイスケ」の過去の話ということ、また噂では「BL」とのこと、いろんな意味で期待できたし、3話の瑞々しさ(いや、過去のじゅんちゃんとケイスケ役の子スバラしすぎるだろ)に、最終話を心待ちにしすぎ、金曜日であるにもかかわらず最終話の録画を失敗したとむせび泣くくらいであった(むせび泣いた後、オンエアが明日ということに気づいて自分の天然を恥じた。)。

そして最終話。

「にべもなくー」のドラマは、展開的に少し強引かなと思う所もあったが(これは短時間の映像作品にする時にはしょうがないのかなと思って目をつぶった。ちなみにこれは1−2話でも感じた)感動した。とくに最後、ケイスケが本当は死んでいたという展開。想像できていない訳ではなかったが、それまで展開されていたドラマの内容に気を取られて忘れていた。というか、じゅんちゃんに感情移入していたので、私もショックだったし哀しかった。そこからのケイスケのカットバックと、流れて来るヒカリのシズクの優しい旋律に涙を持って行かれた。これがまだ3時間くらい前のことであるから、今私はパブロフの犬の様にヒカリノシズクに涙で反応してしまう。

 

感動に身を浸しながら⑦小説「傘をもたない蟻たちは」の「にべもなく、よるべもなく」を読んだ。ずっと泣いていた。面白い。さっき感動したドラマよりずっと面白い。構成も洒落ているし、上手い。感情的な物語だけど、冷静に書けていて、そこにも惚れる。

「にべもなく、よるべもなく」とは、[にべ=親密を表す言葉。にべもない=親しかった人に愛想がない態度で接せられる事][よるべ=寄る辺。よるべもない=身を寄せるあてがない。頼りに出来るものがいない。孤独であり不安である]という意味である。あの世界を12文字であらわしきれる加藤シゲアキ恐ろしい。しかもとても美しい日本語で。私はピンクとグレーと傘蟻(のうちの何本か)しか読んでいないが、小説家としての成長速度がはんぱない。それに加えてこのタイトルではシゲの美しい感性とのびしろまでもが感じられて溜め息がでる。ああ、シゲが羨ましい。いや、羨ましく思う資格も私にはないな。

話を小説に戻す。私がドラマで「少し強引だな」と思った部分は完璧に展開、描写されていた(これはインターセプト、恋愛小説(仮)でもそう思った)。

ああ、シゲ、凄い、とまた思った。シゲ、凄い、と思うときは、純粋に作品を楽しめること、そんなぶ厚い作品をシゲが生み出したその事実、そしてシゲの努力が報われたことの喜び、この3つがある。それを感じながら「にべもなく、よるべもなく」を読み終わった。

 

そしてその後すぐに⑧ヒカリノシズクのMVを見た。なんとなく見たくなったから。デッキにDVDが入ったままになっていたし。そんな感じで再生した。

やばい。ヒカリノシズクにじゅんちゃんとケイスケの物語が乗っかって来る。そしてシゲの物語もそこにある。じゅんちゃんが小説家なもんだから、メタ性増幅されてるし。「ヒカリノシズク」って、傘蟻の主題歌というよりは「にべもなく、よるべもなく」の主題歌なのだ。

雨の音。小説家。誰かの為に持ってきた椅子。海の底のようなシーン(小説ではじゅんちゃんは入水します)

正解(こたえ)の見えない自問自答。あの未来は未来のまま 僕は僕のまま。大事なもの、守りたいだけ なのになぜ傷つけてしまうんだろう。

歌詞が!もう!いちいち!!

 

うたからもらう感情って人それぞれで。曖昧が正解で、それを各人がどう消化するかっていうところに醍醐味があるとも思うけれど、「ヒカリノシズク」はその側面はもちろんあるけれども、一方でとても具体的に「にべもなく、よるべもなく」の世界をあらわしている。

うたを作った人、MVを作った人、ドラマを作った人はみなそれぞれ別の人間だ。そしてその起点に「加藤シゲアキ」がいる。「にべもなく、よるべなく(傘をもたない蟻たちは)」に関わった人たちは皆、小説を読んだよね(増田さんはどうだろう)。そして各々が自分の感性をもってその世界観を表現して、それがこんなにきれいに絡み合うなんて感動以外の何でもない。

今回の件ではシゲが「原作・出演・主題歌」の三役を果たすということで随分話題にもなったけれど、それよりも、加藤シゲアキがクリエイトの起点になったということが凄いんだと思う。そして素晴らしいプロたちに大事に大事に作ってもらえたことに私は感動している。ああ、よかったね、シゲって。なんだろうこの感情。

「にべもなく、よるべもなく」こういう時期がシゲにも確かにあったんだろう。そんなひとが言う「希望」は信じられる気がする。

フラゲの前日に、愛をさけぶ

おはようございます。月曜日の朝です。

明日はいよいよ、NEWSのシングル[ ヒカリノシズク/Touch] のフラゲ日ですねえ。
いろんな意味でドキドキします。

今回は、なんか・・すごいですねえ。環境が。こんなのめったに味わえない。
やっべっぞ!ってドキドキしています。

私は嵐から4人のNEWSに降りてきたものです。
もともと事務所担で、興味のあるところをつまんで見ていたし、女子アイドルやスポーツ選手や俳優さんもJ事務所のタレントさんと同じ様に楽しんでいます。
人それぞれ、「なぜその人(G)をすきか」という理由があり、みなさんのブログをいつも面白く読ませてもらっています。
タレント(本人)からの波紋の広がりがすごいなあといつも思っています。

今回のスマ兄さんの解散騒動についても、スケールが違いすぎて流石だなあと思いつつ(怒られるかもしれませんが)いろんなことを含めてもの凄いエンターテイメントだなと、少し楽しんでいる自分もいます。

それはなんだかんだ言ってスマが解散するわけないじゃんと思っているからなんですが。

でも、解散してしまったとしても、それはそれでかっこいいなと思う気持ちもあったりして・・。

 

絶対に戻ってもらいたいですけどね。

 

私はアイドルは、その人生の一端を、いっとき、お裾分けしてくれる人、だと思っていて。

恋人のように、友達のように、子供のように、兄弟のように・・大切な人のように。

大切な人が頑張っていたら、応援したいし、力になりたい。うまくいかなければ凹むし、不安や心配もしょっちゅうだし、だから成し遂げたときの感動や素晴ら!を共有できたときの喜びはもう何物にも変えられなくて。

そういう時間を重ねてきた人、重ねて行く人って、実生活でもなかなかいなくないですか。※想いや熱量もあるから単純な時間だけじゃないとも思うけど。

本当に言葉どおり「かけがえのない人」なんですよね。

それが、送り手と受け手の共犯で作り上げたフィクションだったとしても、それはやっぱり私達の手で作った「かけがえのないもの」なんです。いや、フィクションだからこそ、こんなにのめり込めるのかもしれない。

良質のフィクションには、観客が共感できる真実が内包されているはずで、そこに何を見るか、で好きな理由が変わってきて、

 

私の場合は、「切り開く」というところに魅力を感じるのかな。だから今NEWSが一番なんだろうと思います。

※嵐さんはお婿に出した気持ち。

 

今のNEWSは、本当に勝負所!っていう感じで。

今年が最終学年の箱根駅伝予選会みたいな(わかりにくいか。じゃあ26歳で迎えるオリンピック選考会のフィギュアスケート全日本選手権とか。もっとわからないかw)

私は6人時代の最後くらいのNEWSに目が留まって(しかしファンではなかった)、2人が抜けたときは私も多分に漏れず「イチゴのないショートケーキ」と思いました。無理だろ・・と思いました。

でもこの出来事って、「物語」としては凄く魅力的なアンチフックだった。

面白い映画は必ずピンチがあるでしょう?そのピンチは大きければ大きいけど後々効いてくる。

それを本能的に嗅ぎ取った私は、当時ファンでもないNEWSのチャンカパーナを買い、美恋魂へ行きました。NEWSのファンに申し訳ない気持ちの中、一緒に感動させてもらって、NEWSを応援していこうと決めました。

そこからのNEWSは(そこからしか知りませんがw)本当に見事で・・。素

活動に筋が通っていて、着実に、誠実に、面白い事を、きめ細やかに、楽しみながら、しかもファンを見つめながら行ってくれるんですよ。

その一歩一歩全部まるごと信じられる。

素晴らしいフィクションの中に今まさにいるなあって、その実感が(私の思う)NEWSの魅力です。

みんな入ってきたらいいのに・・と思います。

そうですね。

■わちゃわちゃかわいいが好きな人(嵐/じゃんぷ)

■スキル廚(ABC-Z/V6)

の人ははまりがいあると思いますよー。

あ、あとビジュアル重視派にもおすすめです!

 

一口に似てるとかいうのはまあどうなのかなと自分でも思いますけど、今のNEWSの充実と戦略の多様さは、2006〜2007ブレイク前夜の嵐さんと似ていると思います。時代が違うのと、NEWSのほうが(一般には)わかりにくいことをしているから嵐ほどのブレイクは難しいかな。。と思いますが。シゲのメタ活動なんて、まさにその典型で、一般から眺める景色とオタが見ている景色は全然違ってて、ああもう本当にもったいないと思ってしまいます。

 

そのNEWS、今回のシングルではまた面白い事に巻き込まれましたね。

スマ兄さんの花購買活動・・。しかも、NEWS会心の一撃のはずのダブルA-Sideシングル。ダブルタイアップの、シゲプロジェクトの要。Mステ2週連続出演とか、CMスポットの多さ、スポンサーを巻き込んだ「ココ!(アカペンで花丸グルグルしてたはず・・)」・・。

 

いや、面白いわ。NEWSやっぱ持ってるわ。もう好きやわ。

これまでいくつもグループ崩壊の危機を乗り越えてきたNEWSだからこそもうひとつ物語が乗っかってる気もするし、いやーどうなるんだろう。記録は守って欲しい(何よりこの勢いを途絶えさせたくない)けど途絶えても面白い(NEWSらしいという意味で。あとプレミア感がすごい)のかもという気もする。

この物語を、後から眺めたとき、どんな気持ちがするのか。それはこの瞬間に、只中にいた人しか味わえない。

 

私はスマ花がというよりも、こんなに頑張っているNEWSの笑顔を見たいという気持ちで、3枚買い足します。

なぜ3枚かというと、やっぱり理由無く同じCDを複数買うのには抵抗があるので、

「こんなに面白いNEWSをみんなにお裾分け」普及貸し出し用という理由をつけました。それで次のシングルまでにはオタが増えていたらいいなw

 

追伸:これだけはいいたい。みなさん、NEWSはPV(メイキング)のサービス精神が旺盛すぎるGですから、買うかどうかは置いといて見ないなんて本当にもったいないですよ。見たら惚れてまうかもしれませんからご注意を。NEWSと戦う気持ちで見てください。またカップリング、今回はよつうちのアップチューンとソウルファンクらしいです(生唾)あのひとたち、表題曲とは真逆の世界をカップリングで展開するんですけど、たぶんゴスペラーズみたいの目指してます。NEWSの少し奥、覗いてみませんか?

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傘蟻どこやったっけな 〜ピンクとグレー読了〜

あけましておめでとうございます。

ことしも中途半端な記事を書いていきますよ。

絡みのない方々も、どうぞ宜しくお願い致します。

 

いよいよ映画「ピンクとグレー」が公開されますね。

シゲアキ担のかたのブログで、映画の内容(予告)が原作と全然違うというのを拝読して、その方の叫びが結構悲痛だったので、これは原作読んでからじゃないともったいないのかな・・と思っていたので読みました、「ピンクとグレー」。

 

※「ピンクとグレー」読む前の私↓

①傘蟻は既に手元にあって、「染色」だけ読んでいました。

なぜ「染色」だけなのかというと・・シゲの小説って、もう、「100パー加藤シゲアキ」じゃないですか?読み進めるうちに何度「あああ!(顔真っ赤)」て言って本を閉じたか。「染色」読み切った所で置きましたよ。なんつーか。。一気に読むのはもったいない様な気がしたし、耐えられなかった。でも作品にはびっくりしたし、変な言い方だけど面白くてショックでした。

 

②ここ1年でシゲに対する信頼感がアップ

2015年のシゲ、凄かったですよねえ。私、もともとシゲに対する評価高くなかったんですよ。にうすにはまった頃(4人になったばかりの頃)はちょっと嫌いでした。なぜかというと、私は小沢健二さんを若い頃からずーーーーーーっと好きで、ちょっと前にシゲが小沢くんを評価しているのを聞いて、ちょっとそれは気にくわなかったというか、このクソサブカルがくらいに思っていた。

だけど、1万字くらいからかなあ?たしか小山の1万字が欲しくて本屋に行って、中身を確かめたらもうシゲのが売っていて(小山の次の月がシゲだった)「シゲかよ!!」って独りゴチたんですが、ちょうど人と待ち合わせをしていたので暇つぶしに立ち読んでたら「うわなに。。これ面白い」ってなって、結局お買い上げしたんです。

1万字はインタビューだから、でもアイドルだからね脚色は入ってるんだろうなくらいの気持ちでいつも読むんですけど、シゲの1万字凄かった。凄く生というか、いや、こんなこと話さなくていいのに、例えば小山みたいにもっと綺麗に言えばいいのに、例えば手越みたいに強い気持ちに包んでしまえばいいのに、と思った。

こんな風に生き様を見せられる人ってなかなかいないなと、ちょっとシゲを見る目が変わったんですよね。

そうするとレポートだったりインタビューだったり、「誰かと絡むシゲ」の程よい失礼感に感心させられ、いやーシゲの失礼なのに可愛がられちゃう魅力ってなんだろね?悪気ない愛されっこだからかな?いやーこのバランスのまま行ってほしい、こういうの、危ういバランスだからなー、キープしてねシゲ!

 

③シゲのソロがシゲの作品だったといまさら知る(ほら私シゲに興味なかったから)

うっそ!えうそ、ヴァンパイアがシゲの!?え、ドリームキャッチャーもエスコートも?すっげ衝撃受けました。

わたしシゲのソロは結構好きで、それこそリリース時、「ヴァンパイアだからさ」何回言うたか。いやバカにしてません、私ああいう世界観一周まわって好きです。山下ぴの愛テキサスみたいな・・滑稽とかっこいいをいったりきたりする感じ、すきなんです(バカにしてません)

だから「ヴァンパイアはかく語りき」も、シゲがあえてニッチな所狙ったんだなと、いや完成度高いなって思ってたから、アレがシゲの作詞って聞いてたまげて・・。

面白くなったからヴァンパイアの歌詞、読み返してみて、うわ、ってなって。。

これも100パーシゲじゃんか。

 

「ヴァンパイア」、面白ソングとしてしか触れてこなかったけど、これ、ヴァンパイア=アイドルなんじゃないか。この世界観、(まだ読んでいないけど)まさに「ピンクとグレー」なんじゃないか。

※この時、「ピンクとグレー」の予告は見ていたし、幼なじみがスターになってうんぬんみたいなストーリーの大筋を噂レベルで知っていた。

 

 

もちろんシゲはアイドルでいる事に肯定的だろうけど、一方で傍観者である方のシゲがこういうものを書かせるんだろうなと。もっのすっげ面白いなシゲってなって、その日中にピングレ買ったんですよね。そしてピングレも120パーシゲだった。

 

「ピンクとグレー」、シゲに主演して欲しいって言う声もあったようだけど、そういう人は美恋魂の加藤シゲアキ「ヴァンパイアはかく語りき」をお薦めします。

いやーすげえです、世界観作って、その世界はヴァンパイア=アイドルのダブルミーニングになっていて、それを 作った本人自ら体現してみせる。そこは現実であり虚構でもあるという入れ子の構造になっていて。。ってもうわけわかんねえよ!すげえよシゲ!

 

こんなすげえことをさあ、さらっとやっちゃってるんですよね。私気づかなかったもん。あの時シゲを見てなかったから。すげえもったいない事をしたような気がした。私あそこにいたのに。リアルにすげえええええって思いたかった。もったいない事をした。後悔。

 

2015年は、そんな深読みに値する男シゲアキの頭の中を公開する様な試みや環境が整ってきて、こんな私でも注視できるようになってきた。これからも目がはなせないなと、2016年はなにひとつ見逃さない様にガン見していきたいと思います。

とりあえず、傘蟻の残り読もう。ドラマはじまるまでに読まなきゃ・・

 

はっとりゆうまくん

東洋大学、2位でした。。。悔しい。

悔しいのは、勇馬の最終年、一番こだわっている箱根で優勝させてあげたかったから。

だけど、しょうがないです。

私が東洋大学を応援し始めたのは、第87回の箱根で「やったぞ田中!」と叫ぶ柏原を見たからで

※柏原くんは当時3年生。圧倒的な力を誇る5区の怪物として君臨していましたが、3年生時はちょっと体調を落としていて、同級生の田中貴章くんに支えてもらっていたらしく、5区区間賞をとった後、インタビューでいきなりこう叫んだ。ちなみに田中くんは現役引退されてる(残念)んだけど今年はニューイヤー特集で久々に柏原と絡んでてうれしかったです。

 

後にわたしがドはまりする設楽くんは当時既にチームにいて(1年生)、その後はずーっと追い掛けたのだけど、最初の1年は見逃していて。

 

勇馬はその2年後に大物ルーキーとして入学してきて、東洋大学生としてド頭から見ていて・・。東洋の子はみんな可愛いんだけど・・勇馬は1年生から周囲の期待を背負って、健気で一生懸命で・・心が優しくて、かわいくて、ほんとーにいい子なんです。

1年→2年→3年→4年ってみるみる強くなっていって、しかも、東洋イズムを体現した誠実な走りをする子で。4年生時には、ライバルなんていないくらい、誰もが認める学生最強のランナーに成長しました(泣)

 

今回の2区も、「ライバルはニャイロです」って言ってたけど、まさかニャイロに勝っちゃうなんて、しかも抜かれて並んで置いてかれて並んで突き放すとかどんだけ・・

 

さっき、テレビで思わず勇馬の挨拶見ちゃって、もう私の顔ぐちゃぐちゃです。2位には満足していないけど、このチームで走れて良かったって、勇馬はやっぱり泣いてたけど、悔し涙じゃなさそうで、よかったです。

勇馬は来月には東京マラソンに挑戦します。故障で出場できなかった去年のリベンジ、期待してます。

服部勇馬くん、4年間ありがとうございました。

これから、社会人になっても、ずっと応援し続けます。

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ジャニオタがお薦めする箱根駅伝@東洋大学

あああついに明日。

私の1年は1/3で終わりますいうても過言ではない。

箱根が終わったら次の年の箱根までの日数を数えて生きるshimaですこんばんは。

 

年末年始をだらだら過ごして逆にしんどいわ!となっておりますが、2016年の箱根の予想は今日しか出来ない、頑張って書きます。

 

■結果予想

総合優勝;東洋大学(復路優勝)

  2位;駒沢大学

  3位;早稲田大学

  4位;青山学院大学

  5位;山梨学院大学

   ;日本大学(往路優勝)

 

ですね。

本命・青山学院大学は、選手のコンディションが整っていない様な臭いがするんですよねえ。箱根は1にも2にもピーキングですから。

連覇ってそんなに簡単な事じゃないんです。

なんかそろそろ山梨も覚醒する様な気がするし(ていうか怖い)

駒沢はどっかで遅れても総合力でまとめてくる気がします。

それと地味に強さを感じるのが早稲田。地味に強いっていうのは東洋と同じカラーで、こういうとこは本当に強いんじゃないかなあと思うので3位にしました。

そして優勝は東洋大学。信じていますよ。

 

■当日変更@区間エントリー

東洋大学の区間エントリーはこちら↓↓※()は学年/太字は当日変更予想

1区 堀龍彦(2)

2区 服部勇馬(4)

3区 野村峋哉(2)

4区 小笹椋(1)→服部弾馬(3)

5区 五郎谷俊(4)→上村和生(4)

6区 口町亮(3)

7区 櫻岡駿(3)

8区 湯田晟旭(4)→山本修二(1)

9区 高橋尚弥(4)

10区 渡辺一磨(4)

 

他補欠 寺内將人(4)

    長谷川直輝(4)

    橋本澪(3)

箱根駅伝は、エントリー16人のうち10人が走りますが、当日変更が4人までできます。その場合の変更は、補欠との入れ替えとなり、すでに他の区間にエントリーされている選手が他の区間を走る事はできません。

この当日変更で最終エントリーが決定するため、各監督達はエースや強い選手を補欠に廻して、ぎりぎりまで作戦を練るのです。

また、最終エントリーからの数日でコンディションが変わる事もあるため、万一のリザーブのことも考えた配置にしなければいけません。

 

 

酒井監督!!読めない!読めないよ!流石だよこの複雑な区間配置!!

区間エントリー発表前にいろいろ予想してたけど、全然違うよ!何だよこれ!

※酒井監督は知将と言われており、彼の起用法がその後の箱根の主流となることがあるのですが、それにしても今回は奇襲すぎるwすきww

でも納得できるんだよなあ・・すげえことやってくるなあ酒井監督・・

 

と1人ゴチてもわからない人にはわからないでしょうから、私なりの解説と予想(妄想)を。

 

箱根駅伝の昨今の箱根の区間配置特徴は以下のとおり。

※太字は東洋の予想選手の起用理由(妄想)

 

1区 スピードフルかつ強い選手を配置し、遅れないようなレース展開

東洋は堀龍彦(2)を配置。昨年は怪我に泣いたが、今年は直近の全日本大学駅伝で区間賞を取り、大注目の選手です。しかしキレとスピードが持ち味のスプリントタイプで、距離不安が少しあるかな・・と思っていたため、1区配置は意外というか、攻めたな・・という印象。でも逸材であることには違いがないし、2年生から重要区間をまかされるだけの実力が備わっているということだと思う。酒井さんは期待だけで配置するような監督じゃないしw楽しみです。

※他校も有力選手がくるだろうし1位と30秒以内で来てくれたら上出来。

 

2区 外国人を含むエースが集い、コースもタフなため強い選手を配置

東洋は服部勇馬(4)を配置。勇馬キャプテン、最後の箱根。私は最後に勇馬の笑顔が見たいんだよ。いつも健気な力走でしっかり仕事をしてくれる勇馬だからまっっっっっっっっっっっったく心配していません。去年に引き続いての区間賞を取って欲しいけど、山梨がニャイロ(怪人)だからなあ・・。おそらくニャイロには追いつかれそうだけど、引っ張ってもらって記録を狙って欲しいです。あ、一色(青学)退治もお願いします。

※ニャイロに継ぐ2位予想

 

3区 アップダウンの少ないスピードが出る区間。昨今では重要区間とされる。

酒井監督はここを重視した配置が多い。

普通はここで服部弾馬(3)で、兄弟リレーがセオリーなんですけど、ここに野村峻哉(2)がいるんですよねえ・・。

野村も距離不安はあれど、先の全日本で区間2位(そして目の覚めるようなスパートスバラだった)と乗っている選手ですし、来年以降の東洋を堀とともに背負ってもらわないといけない選手だから、経験を積ませるためにも走らないといけない選手なんですよねえ。酒井さんは、弾馬を1か3で使うと明言したとかしないとかいう噂がながれてますけど、うーん野村見たいぞ。。私は弾馬は4区か8区だと思ってるんですけど、どうですかねえ・・ちなみに野村、イケメンです。

※先頭より10秒勝ちで

 

4区 最短区間でルーキーや距離不安のある選手を置く事が多かったが、特殊区間の5区の手前であり、酒井監督は重視している。

東洋大学は小笹椋(1)を配置。普通に考えたら1年生を4区に起用して箱根の空気を体験させるはセオリーなんですよねえ。だけど、今年は山が少し不安だし、ここに1年使うかしら・・。ここにエース服部弾馬(3)を配置したとしたら、1〜3区で万が一やらかしていたとしても、十分に取り返せる(なぜなら4区にエースを配置するような大学は他にない)のはもちろん、大量リードも想定できるし、その勢いを5区に繋げる事ができる。そして1区から、

 

2年(次期エース候補)→4年(現エース)→2年(時期エース候補)→3年(現エース)

 

の順番となり、下級生がビビらずのびのび走れる環境まで作れている。

うわっっっっっっ!!こわっっっっっ!!酒井さんこわっっっ!!!

(今の所只の妄想です)ここは距離が短いからまさか弾馬がここに入るなんて思わないから、実現すればすげええサプライズ、奇襲にもほどがあるけどとっても堅実な作戦という、いかにも酒井さん的な作戦です。しびれる※妄想です今の所。

※ここで2位に2分つけましょか

 

5区 山登りの特殊区間。非常にタフな区間で速さよりも強さが求められる。

東洋大学は去年も山を走った五郎谷俊(4)を配置。まあ調子や天候次第でしょうが、私は上村和生(4)が来ると思っています。

実力はあれど、なかなかはじけきった活躍がみられない上村ですが、そのその淡々とした強かな走りは、意外に5区に向いているのではないかと。勇馬が「山も整っています」と嬉しそうに取材に答えていたそうですが、これは同い年の戦友上村のことじゃないかなと思っています。小柄でかわいい上村が山をいっしょけんめ登るところを見たいというのもあります(こら

※抜かれてもトップと秒差で。

 

6区 山下りの特殊区間。急勾配を長時間下り続けるため、経験と技巧が求められ複数年担当する選手が多い。

東洋大学は今をときめく口町亮(3)を配置。ここは去年高橋尚弥(当時3)が走っており、てっきり今年も高橋がと思っていた。口町は出雲、全日本と連続して区間賞を取っており、今一番勢いのある選手。体全体を使った力強い走りをする選手だが、これまた距離不安があって、堀、野村、口町の誰かが4区(最短距離)を走るんだろうなと思っていた。蓋を開けるとだれも4区はしらないw酒井さんすきwwそっかー。口町くだりかー。ここもサプライズだったな。たしかに口町なら下りビビらずに突っ込みそう(下りは急勾配なのでスピードが出過ぎるのとカーブが大きく多くて恐怖らしい)しかしすっごいこけ方もしそううそうそうそです。あー復路も楽しめそう。

※トップに立ちましょう

 

7区 平地に戻っての正念場。酒井監督は重視している。

ここには櫻岡駿(3)を配置。櫻岡は地味だけど強いから心配していません。だけど、先頭でたすきをもらうのと後ろでもらうのとではタイムに差が出そうだな・・強い選手にも臆せず走れるし、長距離になるほど強い子なので、準エース区間任されたんですよね、来年に向けてここでもう一皮むけて欲しいという酒井さんの育成方針が透けて見える起用です。痺れる。

※トップ死守で

 

8区 なかなか区間新がでない魔の区間。思わぬ好走をする選手が多い。

ここには湯田晟旭(4)を配置。湯田くん。。ごめんよく知らない。。いつもの隠し球かな・・東洋伝統の「誰だお前速いな??!」かなあ。それにしても4年生なんだよね。。私、今年は久しぶりに復路まで優勝争い続いてるんじゃないかなと思ってて、もしかすると弾馬はここかなとも思ってる。酒井さんは1年生を1人は使うだろうとも思うので、4区の小笹(1)をそのまま走らせるか、ここに山本修二(1)を入れるんじゃないかなーと。

※後続の心を折る快走で1位キープ

 

9区 復路のエース区間。しかしここまでに終戦している事が多い。

高橋尚弥(4)を配置。高橋くんは出雲でコース間違いという大失敗をしちゃって、全日本では区間2位と好走したけど、唯一相手に競り負けてしまったんですよね。それでもここに起用されてるんだからやっぱり誤摩化せない実力があるんですよ。本人もリベンジしきれていない、最後にやってやるぞという気持ちがあるだろうから、区間賞狙う勢いで頑張って欲しいと思います。

※1位キープ、後続をじわじわ離し30秒差くらいに

 

10区 アンカー区間。シードを狙う大学は強い選手を配置する。

渡邊一磨(4)を配置。9、10区は4年生にまとめてもらいたいよね。頑張ってもらいたい。陸上は努力を裏切らないなあって思うのが、やっぱり4年生が強いんですよ。4年生は流した汗も踏んだ距離も当たり前に一番多くて、才能ではおいつけない力がそこにはあるんですよ。東洋の厳しい環境で研いできたその実力を、最後の箱根で発揮して、ゴールテープを切って欲しい。頑張れ!

※もちろん1位で。気がついたら後続に1分差がついてたね的な

 

 

ああ楽しかったこの妄想。もう箱根終わった気がするw

とりあえず明日ねぼうしないように、今日ははやめにねーよう☆

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たのしかったニューイヤー駅伝

おわっちゃったニューイヤー駅伝

 

今年のニューイヤーの感想、これにつきます↓↓

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やっぱり設楽兄弟。

正月の設楽兄弟はいろんな意味で本当に持ってるなあと思いました(後述)

 

それから今年は東洋大出身のランナーの活躍が目立ってうれしかったあ。

箱根を前に幸先がいい☆パイセン格好いいぜ。

 

それにしてもニューイヤー、近年の箱根のスターそろい踏みでほんとドリームチーム同士の対決って感じでほんとに萌えるし燃える。

 

その中でも悠太。。。。

強いって知ってたお?

だけど、こんな強い?

 

設楽悠太の出走する4区はエースの集う最長区間。

他チームも怪物級のエースが揃ってるんですよ?

トップと49秒差の6位でたすきを受けた悠太(怪物が4と人間が1前にいる状況です)は6キロ時点でトップを捕えるという恐ろしい展開で

 

※何が恐ろしいかというと、駅伝では「たすきわたし」のシーンは映すっていうのが暗黙のルールなんです。ですので、トップのたすきわたしから3分〜5分くらいはずっと中継所を映し続けるんですが、その間に悠太は前を抜き去っちゃって(この人たちも怪物なんですよ)カメラがその美味しい部分を映していない!!!おこ!

悠太が窪田と宇賀地を抜き去るシーン、でかい画面で見たかったよ・・。

 

まあそれくらい意外な展開、恐ろしい速さってことで一周まわって満足なんですけど、

 

走る前の悠太、

「調子はいい。誰がきても自分のところでトップにたって勝負を決める走りをする」

 

有言実行ーーー!!しびれるうーーー!!

ま、悠太はいつもこのコメントするんですけどねw

特に正月の悠太は激つよなんで、まあ心配していませんでしたけどね、

※なんたって学生時代から5年連続区間賞(うち区間新3回)

今回は怪物ばかりの4区で圧倒的な攻めた勝ち方っていうのが凄いです。

4区は22kmの長丁場なんですよ?

悠太は去年も4区で区間新出してますので馴染みのあるコースとはいえ、解説者からも心配される様な爆走で、22キロを突っ込んでいく、なんて漢なのでしょうか。

悠太はもともと周りに影響されない飄々とした走りが特徴ですけど、なんでしょうこの強さ。そりゃあ怪物達もついていかないわ。

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獲物見つけました。

※怪物3と人間1はもう抜き去った後。左上の経過見て!まだ5キロはしっていないのに!!こええ悠太

 

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はやいはやいはやいはやい

 

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つーかまえた

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そしてこの置き去り

この置き去り、かっこいいわ。なかなか出来ないんですよ。

なんたって悠太は49秒を詰めてきているんですから、悠太の方が負担かかってる訳で、普通は追い掛けてきた方が不利なんですよ?

だいたいはここから粘られて並走っていうのが当たり前なのに、さくっと抜いてあっという間に30秒差を付ける悠太は本当に凄いんです!

 

3区終わった所では怪物を前においての6位と、なんてワクワクさせてくれるの(抜き去るだろうことは確信していましたけど、こんな早く終戦させるなんてひい胸アツ)

 

ちなみに2015年の区間新は、悠太がたすきをもらったのはトップから2分後だったので、前方で行われていた怪物達の祭りには参加できなかった。首位争いには啓太(兄)もいて、首位争いをする怪物達の走りにワクワクしていたんだけど、終わってみれば追い上げた悠太が区間新だして区間賞っていう、これまた痺れる展開だったんですよッ!

 

悠太の世代は、大迫・設楽・窪田世代と言われて、激つよ世代なんですが、学生時代、3〜4番手(啓太にもほとんど勝てなかった)だった悠太の社会人になってからの覚醒がやばい!(ま、大学時代から正月は最強だったけど。オリンピックが正月にあればいいのに)

 

今年は村山兄弟が(ルーキーイヤーだからってのもあるんでしょうが。設楽兄弟も去年のあおり凄かった)最速双子ってあおられてましたが、村山兄弟、頑張ってましたけどいまいちでしたね。やっぱ1年目から結果出すって難しいんですよ

※何が言いたいって設楽兄弟は1年目から結果出してますよってことwやっぱ最速双子は設楽です(こだわる)

 

4区、終盤は上り坂&向かい風(強)で苦戦して後ろに少し詰められましたが、ラスト1キロの切り替え、スパートも素晴らしく、後続の怪物たちの心を折りました。スピードも粘りもあるなんて素晴らしすぎます。

 

ああ、満足した。好きな選手が一番強いって、何とも言えない醍醐味ですよね。

そした。

わたし、ニューイヤーは箱推しでなく、個人推しなので、次は啓太(兄)だなーと思ってわくわくしていたんです。

 

啓太は6区。ニューイヤーは7区までなので、ある意味勝負を決める重要区間ですが、距離は13キロくらいなので、啓太がここを走るって言う事は、状態が良くないのはわかってました(本来なら4区を走る選手ですから)

啓太にたすきが渡る前、トップと秒差というまた胸アツな展開で、ここで万全の啓太なら勝負を決めれちゃうなという展開なんです。

だけど、啓太は区間10位の凡走に終り、(いや、10/43だからじゅうぶんなんだけどやっぱエースとしては物足りないですよね)

 やっぱ怪我があると、練習も追い込めないし、特に長距離は継続した計画的な練習が必要なんです。

それを実施できる強いからだとメンタル、生活姿勢を含めたストイックさは東洋時代に叩き込まれているはずですから、啓太も必ず復活するはずだと思っています。

 

でも、やっぱり2人は同じチームに進んだ方がよかったのかなとも思います。

エリートチーム・コニカミノルタにいった啓太と、地元のアットホームな感じのHondaに進んだ悠太(地元の宇野先輩や同郷の服部、後輩の田口もいて、悠太はやりやすそうなチーム)でこれだけ成績に差が出てるってことは、悠太、のびのびやってんだろうな、啓太はプレッシャーかかってんだろうなとどうしても思ってしまいます。

学生時代、悠太は兄に引っ張ってもらっていたように見えていたけど、やっぱりお互いがお互いを支え合って、刺激しあっていたんだなと思います。

 

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でもこれで、来年のニューイヤーは、立ち位置の変わった設楽兄弟の4区対決とか期待できそうですし、これからも設楽兄弟をガン見していきたいと思います!!